22日日曜日は京都の駒井邸で5月のお茶会’詩人の恋’を開きました。
前日の夏日とは一転して、朝から激しい雨が続いたので、 会場やお庭はずぶ濡れ覚悟でセッティング。
シャクヤクにクレマチス、バラ、オダマキ、アジサイと初夏のお花を集めて、ゲストのかたをおもてなし致しました。

駒井邸はヴォーリズによって建てられた重要文化財に指定されているとても素敵な洋館。
緑の濃いお庭も綺麗ですが、自然光が建物に取り込まれるように計算さていて、柔らかな灯りの中ゆったりと過ごすことができます。
正午を回る頃から雨も小さくなり、お庭もクリアな空気が流れて、準備は大変でしたが雨が味方をしてくれたようです。

ピアノ演奏に耳を傾けながら、その場に居合わせた方と会話を交わし、美味しいものをほんの少し口にする。
自然と振る舞いがお上品になりそうですね。
ピアノ演奏は西森千明さんと坂口優子さんのお二人が、交代で弾いて下さいました。
お二人の演奏するとてもやわらなピアノの音色はずっと聴いていたくなりました。

ウエディングパーティーを想定したドレスの撮影会も行いました。
アジサイがモチーフのドレスにアジサイとブルーベーリーとオダマキで作った初夏のブーケを作りました。
モデルさんがあまりにも綺麗でうっとりしてしまうほど。
撮影を始めるととまらなくなってしまいます。
ヘアーメイクは赤尾由維さんのアレンジ。
用意したお花とドレスを引き合わせてくれる素敵なヘアーアレンジでした。

今回のイベントには主催のtorinouta以外にも準備段階から大勢の方が関わってくださいました。
古き良き建物を大切に保存して行く為にも、その場所で大切な時間を皆で共有する事が、とても シンプルで大事な事だと改めて感じました。
たくさんのゲストの方を迎えた昨日一日、お屋敷も喜んでいてくれたように思います。