真夏のウエディング


8月11日(土)。西宮のover gardenへ結婚式の装花を納品に伺いました。
お盆期間に結婚式をされるのはとても珍しい事ですが、学校でお勤めをしておられるお二人が時間を作れるのはこの時期だけだそう。
普段はとても忙しく春休みも夏休みも冬休みもほとんど取れないそうです。
そういえば学生の時、部活の顧問の先生は休み返上で練習に付き合ってくれていた事を思い出しました。
プライベートな時間を費やしてくれる先生たち。本当にありがたい事ですね。

白やグリーンのお花が大好きなお嫁さま。
オーニソウ・ケイトウ・セダム・エリンジューム・ブラックベリー・アジサイなど様々な形の白とグリーンのお花をたくさん集めてきました。
暑い季節なので涼しげな印象になるように普段よりもグリーンの割合を多くしています。

ゲストテーブルは試験管を並べて作った器に。。。
お花の種類を限定してシンプルなイメージになるように飾りました。
アイビーを添わせ小花を少し足す事で、モダンになり過ぎずナチュラルな雰囲気に仕上げています。

お嫁様のご提案で、お色直し入場の際にゲストの方へお花を一輪ずつ配り、写真撮影をした後にこの器にお花を飾ってもらいました。
用意したのは茶色・紫・サーモンピンク系のお花たち。
ゲストの方の手によってどんな風に飾られたのかとても気になります。

今回の花嫁さまは、私が個人で活動を始めた頃からお花のレッスンに通ってくださっている方。
とても控え目な方ですが、さり気なく周りに心づかいができる優しくて笑顔の素敵な女性です。
彼女が選んだドレスはとてもシンプルですがシルエットがとても綺麗でした。
長めのベールともバランスがよくて、クラシックな雰囲気が挙式にぴったり。
ブーケは大好きな紫陽花がご希望でしたので、プリザーブドフラワーの紫陽花とユーカリの葉っぱとシルバー系の実を使ってアンティークな雰囲気のクラッチブーケを製作しました。

こちらはお色直し用のブーケ。
グリーンが大好きな花嫁さまに、ナチュラルな緑のブーケを作りました。
ヘアーも小花のパーツとグリーンを繋げて花輪状にアレンジしてもらいます。

パーティーの最後まで見届けれなかったのが心残りですが、彼女がとても優しくて頼りがいのある旦那さまとこれからの人生を共に歩んでゆかれる事が嬉しくてなりません。
お互いに相手の事を一番に思い合っていて、素敵なご夫婦だと思いました。
尚起さん。昌美さん。いつまでもお幸せに!