旧グッケンハイム邸でのウエディング

131130a 昨年の11月末にお花を担当させてもらった、旧グッケンハイム邸でのウエディングの様子です。
花嫁さまと新郎さまのこだわりがたくさん詰まった結婚式でした。
ゲストの方への心使いとクラシカルなイメージを大切にして、会場選びから当日の進行まで自分たちで組み立てられたパーティーは、プロのコーディネーターさん顔負けの素敵なものでした。
例年、11月末は肌寒いくらいなのに、当日はとても良いお天気でお庭で行った人前式も気持ち良さそうで。
きっとお天気も二人の味方をしていたのですね。

旧グッケンハイム邸は須磨の隣の塩屋という場所にあります。
海がすぐそばにあって、敷地内から見える景色は開放感があり、とても気持ちが良い所です。
行った事のある方はご存知だと思いますが、門をくぐる前に踏切を渡らないといけないのも独特の雰囲気があって面白いですね。
歴史のある洋館はどこにお花を飾っても絵になるので、装飾したいところがたくさん!
お花が好きな新郎新婦さまに楽しい一日を過ごしてもらえるように、製作に力をいれました。

131130b 二人が座るメインテーブル(高砂席)はキャンドルと大小のアレンジを組み合わせてディスプレイしています。
実やグリーンが好きな新婦さまに気に入ってもらえるよう、素材を選んで作りました。
雰囲気のある照明に似合うように、白色を控えてグリーンの濃淡と秋色をメインに使用しています。

131130c ゲストテーブルはお友達が作った三角の席札がとっても可愛くて!!
立体的でグリーンで作ってある事と、お花を入れる器を茶色の薬瓶と試験管の組み合わせにしたので、こちらは白いお花が目立つように飾りました。

131130d少し解りにくいですが、会場の入り口の柱の装飾。
こちらはイメージ写真を頂いていたので、デザインは悩みませんでしたが、限られた時間内に設置がスムーズにできて、一日重さに耐えれる仕組みにしておく事に気をつかいました。

入り口の装花は予算の関係で控えられる場合が多いのですが、ゲストのみなさんが会場へ到着した際、ウエディングパーティーの雰囲気を感じてもらうには効果の高い場所なので、飾る事をおすすめしたいポイントです。

131130e 最後に。とっても可愛く仕上がった二次会用のブーケ。
「クマちゃんの顔のブーケにしてください」というオーダーに戸惑いましたが、新婦さまから頂いたクマちゃんの顔のスケッチを見せてもらって製作することができました。
自分では沸き上がってこないブーケのデザインなので、製作していてとても新鮮で面白かったです。

始めての会場はパーティーが最後まで問題なく迎えれるかドキドキしますが、素晴らしい経験をさせてもらえて感謝しています。
まなさん。けいじさん。どうぞいつまでも仲良くお幸せに!