大寒。一年で一番寒い時期の始まり。お正月が明けて日常に戻ると、17時を過ぎても明るくなり日照時間が長くなっていることに気が付きます。

植物たちはまだ遠くにある春を感じ始め、落葉樹は新芽を小さく作り、春の球根植物は枯れ葉の下で顔を覗かせています。庭仕事をするようになってから、私が春を感じるのはこの大寒の頃。まだまだ分厚いコートを羽織って外出するけれど、その下には明るい色目の洋服を着たくなる。とりどりの鮮やかな色を咲かせる春の花もまた同じ。

冷え込む空気と分厚い土の中で2月の雪解けのころを待っているのでしょう。