雪解雨(ゆきげあめ)。
朝からシトシトとした雨が降り続く。
2週間程前にも同じ様に雨が降り続き、最初の雪解けを感じました。
庭では球根が顔を覗かせ、落葉樹がじわじわと固い新芽を膨らませ始める頃でした。
今回の雨上がり、晴れた空の下では暖かな空気に包まれた植物がぐんと新芽を膨らませることでしょう。
そんな様子を確認するように、一つずつ街中で見つけてゆくのはとても楽しく幸せな時間です。
写真は木蓮の蕾。少し毛羽立った銀色の蕾はこれから雨が降るたびにどんどん大きくなってゆきます。
昨年見た満開の姿が心によみがえります。
この時期の雨がどこか愛おしく大切に感じるのはそういった楽しみがあるからなのかもしれません。