初夏のガーデンワーク

IMG_0393<初夏のガーデンワーク>

ゴールデンウィークが明けると季節は初夏に移り変わります。春に比べ日差しがさらに強くなり、日照時間も長くなります。植物たちはこれから夏が終わるまで、さらに勢いをましてゆく季節です。

初夏のガーデンワークは、大きく分けて三つ。
一つめは、植物が混み合い過ぎている部分を刈り込み、環境に合わせて風通しや日差しを調整することです。そうすることで、増やしてゆきたい植物と抑えてゆきたい植物の割合も上手くコントロールすることができます。二つめは、早春に植えた春の花が咲き終わる時期なので、夏の花へと入れ替えをすることです。一年草を植えているスペースや季節の寄せ植えを植え替えて、夏の庭への準備を整えましょう。三つめは、新しく樹木や宿根草を庭に植え付ける時期として適した季節です。梅雨入りすると雨で庭作業が進みません。それまでに新しい植物の植え込みを済ませておきます。そうすると梅雨の曇り空と長雨のおかげで地面が潤い、日差しも暑すぎないので、植え込んだ植物はしっかり根付くことができます。

ガーデンワークは大変なイメージがありますが、たくさんのことをする必要はありません。気候に合わせて適切に手を加えてあげることで、半年後、1年後、3年後と素敵な庭へと成長してゆきます。
初夏:5月5日(立夏)頃から6月前半まで(梅雨入り前)の時期。