ヒヤシンス / 植物紹介


春の球根植物の一つ、ヒヤシンス。
ベル状の小さなお花が房状に集まった、芳香性がとても強い植物です。花の色目は赤、ピンクなど鮮やかな色目もありますが、植物の買い付けに行っていつも手が伸びるのはやっぱりクリームイエローか紫です。

ミモザの黄色にスミレの紫。黄色と紫の組み合わせは、私の中の春の野原のイメージです。3月頃からは自然とそういった色目が恋しくなるものですね。

香りの良いヒヤシンス。お庭に植えるだけではもったいないので、蕾が上がり始めたら、そっと土から掘り上げて、ぜひお部屋の中でも楽しんでくださいね!

土を根っこから取り除いて、バケツのため水で綺麗に洗ってから、ガラスのフラワーベースで飾ると、全体のフォルムとヒヤシンスの香りと、丸ごとたっぷり楽しむことができます。お水をたくさん入れすぎると、球根が腐りやすくなるので、根っこが水分を吸い上げれるくらいの少量を入れてくださいね。お花が咲き終わったら、葉っぱをつけた状態で球根をお庭にもと通りに戻してあげると、また来年もヒヤシンスを楽しめますよ。